英語の「PLUM WINE」が梅酒とは限らないという話

英語の「PLUM WINE」が梅酒とは限らないという話

英語で梅酒のことを「Plum wine」と言うのは下記で通りですが・・・

梅酒は英語で「Plum Wine」と訳すらしいです青梅は「プラム」なの?梅酒は「ワイン」と括っていいの??Goole(英語版)でPlumを画像検索した結果がこちら。すもも?梅は「Japanese Plum」のほうが正しく伝わるらしいとの情報から・・・Goole(英語版)でJapanese Plumを画像検索した結果がこちら。ビワ??ちょっと青梅も混ざっていて、「Japanese Plum (ume)」と説明されています。「ume plum」や「ume fruit」だと、だいたいOKっぽいです。若干モヤモヤしますが、英語版Wikipediaの「Fruit Wine」という記事の中で触れられていまし...

少し違和感を覚えます。完成品の酒に果物を後付けした物をワインと言って良いのかと。

ワイン(仏: vin、英: wine、伊: vino、独: Wein)とは、主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料である。葡萄酒、ぶどう酒(ぶどうしゅ)とも。通常、単に「ワイン」と呼ばれる場合には他の果汁を主原料とするものは含まない。日本の酒税法では「果実酒」に分類されている。

Wikipedia

(事実として「Plum Wine」は「梅酒」と訳すのですが)
葡萄ジュースを発酵させたものをワインとするなら、Plum(梅)の果汁を発酵させたお酒を「Plum Wine」と言うのではないか!?と感じる訳です。

実は、直感的に想像する『梅ジュースを発酵させたお酒』は存在します。

月桂冠が販売するそのお酒。その名は「PLUM WINE」…

月桂冠 プラムワイン

OH MY GOD!! もはや収拾不能です。

月桂冠 PLUM WINE

月桂冠プラムワインは一般の梅酒と異なり実際に梅を発酵させたものです。薫り高いデリケートな風味と、健康に良い梅の成分を多量に含んだ月桂冠プラムワインじゃ1972年より世界各国に輸出され、静かなブームを呼んでおります。

製品のラベルより

アルコール分は12度で普通のワインと同じか少し低いくらい。

味は、製法に違いはあるものの、梅酒に似た風味を感じられ美味しいです。世界各国で「静かなブーム」を呼んでいるだけのことはあるな、と。


梅酒づくりのお試し


自家製梅酒 “ならでは” を目指して梅酒といえば「ホワイトリカー」。無個性をひたすら貫く味と、適切なアルコール度数。失敗したくなければホワイトリカーが一番良いです。でも、たまには失敗してもいいじゃない。「普通においしい」に飽きてきたら、次は色々なお酒でチャレンジ。ホワイトリカー以外で作った梅酒としては、ブランデー梅酒が人気ですが・・・他のお酒でも“いい感じの”ができるはず。どんなお酒で漬けているのかアンケートアンケートの結果からも、皆さま色々なお酒で楽しまれていることが分かります。(結果は投票頂くか...

「氷砂糖」だけが「甘味」じゃない『梅酒=青梅+酒+糖』な訳ですが、この時の糖は基本的には「氷砂糖」を指します。とはいえ、別の糖を使うと一味違う梅酒がでて楽しいことも事実。実際、梅酒歴2~3年目あたりで 「ハチミツ」や「黒糖」に手を出す人も多いのです。※2019年度のアンケート結果は、投票いただくか下方の「結果を見る」から確認できます。ハチミツ・黒糖と来てその先は?そんな訳で今回は、ド直球な2種と際どい3種。思いついた甘味5種を使って漬けてみました。実験の目的と希望ハチミツ&黒糖(個人の好みはありつ...

『市販の梅酒は甘すぎる』という方も多いかと思います。手作り梅酒ならそのあたりの調節も自由自在ですが、そもそも「自分好みは何グラム?」がよくわかりません。基本は1kgの青梅に1kgの糖、そこに1升(1.8ℓ)のお酒といわれます。「1:1:1」の覚えやすさもあって、一番広まっているレシピかな、と。プロフェッショナルなレシピ梅酒のプロな会社が公開しているレシピも様々です。梅酒のプロ(CHOYA)梅:1kg糖:1kg (辛口の場合は400~800g)酒:1.8ℓ世界のCHOYAは伝統的なレシピで紹介。甘いのが苦手な人は「400~800g」くらいで...

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