ナンバー1の呼び声高いスピリタス梅酒です。
市販の梅酒では味わえない個性。
梅酒を作る楽しみはそこにあり、個性的かつ美味しい梅酒を作るために梅酒職人が試行錯誤を繰り返しています。
そんな手作り梅酒業界にあって「コレこそ手作り梅酒の醍醐味」と言われているのが、スピリタス(ウォッカ)をベースにした「スピリタス梅酒」です。
こんな梅酒、市販できるわけない。
最強のお酒「スピリタス」とは
スピリタスは、知る人ぞ知るアルコール度数で世界最高を誇る最強のお酒です。もはや可燃性の薬品とうか燃料。実際に燃えます。
明るい場所だと炎が見えづらく、とっても危険。
スピリタス (spirytus) とは、ポーランドを原産地とするウォッカ。
穀物とジャガイモを主原料として70回以上の蒸留を繰り返すことにより、95-96度という高アルコール度数に仕上げられた、世界最高純度のスピリッツである。このため、喫飲中は喫煙を含めて火気厳禁である。また、水との共沸混合物となっていることから、蒸留でこれ以上の純度に精製することは不可能である。
アルコール度数が猛烈に高いので味が云々というより熱いです。口〜食道〜胃までの形がわかります。あと(気化したアルコールが?)一気に抜けるので鼻にも来ます。
基本は無味、そしてインフルエンザ予防接種会場の匂い。
スピリタスは、冷凍庫でキンキンに冷やすとトロッとして甘みも感じるらしいのですが・・・基本的には果汁で割るか、果実酒のベースにするかのお酒です。
スピリタス梅酒のレシピ
- 酒 : 2リットル(500ml ×4)
- 糖 : 氷砂糖 1kg
- 梅 : 青梅 1kg
砂糖は多めに入れた方が早めに落ち着きます。1.5kg くらいでも良かったか。
スピリタス梅酒を飲んでみる
下の写真は2年物
スピリタス梅酒の特徴として「色」があります。明らかに緑色が強いです。お酒というより、ちょっと純度の低いエタノールなので、これに浸された青梅は即効で脱色され白くなります。で、脱色した側は緑です。
匂いは通常の梅酒と同じですが、ふとした瞬間にエタノール臭がします。爪と牙を隠しきれていません。
味は、高アルコールなお酒のパンチ力を持ちつつも梅酒としてはしっかり仕上がって美味しいです。
たぶん度数は50度くらい。
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水・ソーダで割っても十分に濃いので楽しみ方も広がりそうな予感がします。