「The CHOYA AGED 3 YEARS」を飲んでみた感想

「The CHOYA AGED 3 YEARS」を飲んでみた感想

チョーヤさんの高級梅酒「The CHOYA AGED 3 YEARS」

本格梅酒The CHOYA AGED 3 YEARS(ザ チョーヤ エイジド スリーイヤーズ)は、高級梅酒。

『最適な環境でじっくり3年間熟成させた独創的な味わい。趣あるブランデーを思わせる重厚な香りと、まろやかでありながら複雑な余韻が特長 (ニュースリリースより引用)』

・・・とのこと。

200mlの小さな小瓶の方でも800円します。なかなかのお値段ですね。

高級感あふれる濃琥珀色に金のラベル。透けて見える梅酒の色とあわさって気品を感じます。

飲んでみた感想

いつも基準にしている「チョーヤ 紀州」と比べて、青梅の酸味は控えめ、その分やや甘めかな?

香りも味も梅味がしっかり出ています。

3年熟成は「古酒」と言えるレベルなのか?という素朴な疑問は疑問はありつつも、1年物との違いは感じられる味わいです。

The CHOYA SINGLE YEAR(ザ チョーヤ シングルイヤー)と比べてもネ。

うん。美味しいですよ。「The CHOYA AGED 3 YEARS」は。


※ここからは味に関係ないお話※

とても美味しい梅酒ですが、リピートするかというと微妙。

個人的には、梅酒メーカーさんが「熟成」を推していくのは厳しい気がするのです。

市販品の強みはコスパ。

この値段でこの美味しさ。敵わないなぁと毎回思っているのですが、市販の3年物ではそれが損なわれちゃってます。

対して“自家製梅酒業界”はコスパを気にしない趣味の世界です。

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高級酒な「手作り梅酒」ちょっと極端な例ですが、下は以前に梅酒をつけるために取り寄せたベースのお酒達です。 ジン(ボンベイサファイア) ×3本 ウォッカ(スピリタス) ×4本 特別な泡盛/花酒(与那国) ×2本写真のお酒を使って4ℓ瓶で「4本」の梅酒を漬けました。4本それぞれ「酒 : 梅 : 糖」が「1(升=1.8ℓ) : 1(kg) : 1(kg)」な普通のレシピです。その費用、酒代だけで33,000円くらいかかりました。更に青梅(4kg)+氷砂糖(4kg)で5,000円。更に更に瓶も新調して4本で4,000円くらいの総額42,000円。そこから出来上がる梅酒は約8リットルで...

そこには「漬けるのは好きだけど、飲むのはそれ程でも」という奇特な方が結構いて、10年物なんてのがゴロゴロ出てきますから。

裏側

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