手作り梅酒の心得は「コスパ厳禁」

手作り梅酒の心得は「コスパ厳禁」

高級酒な「手作り梅酒」

ちょっと極端な例ですが、下は以前に梅酒をつけるために取り寄せたベースのお酒達です。

  • ジン(ボンベイサファイア) ×3本
  • ウォッカ(スピリタス) ×4本
  • 特別な泡盛/花酒(与那国) ×2本

写真のお酒を使って4ℓ瓶で「4本」の梅酒を漬けました。

4本それぞれ「酒 : 梅 : 糖」が「1(升=1.8ℓ) : 1(kg) : 1(kg)」な普通のレシピです。

その費用、酒代だけで33,000円くらいかかりました。更に青梅(4kg)+氷砂糖(4kg)で5,000円。

更に更に瓶も新調して4本で4,000円くらいの総額42,000円。

そこから出来上がる梅酒は約8リットルですから「5,000円強/ℓ」のお酒ということになりますね。

ちなみに「チョーヤ さらりとした梅酒」は「800円/ℓ」くらいです。

梅酒作りは「趣味」と考えよう

梅酒を漬けることは、家庭菜園で野菜を作ることに似ています。

どちらも生物(なまもの)に触れつつ、数ヶ月〜の時間をかけて作ります。待っている時間もコミコミなので、成果の味は格別なものです。

美味しい未来に思いをはせながら、ゆったりとその時が来るのを待つ。

そんな素敵な大人の趣味です。

床下で。押入れの奥で。台所の流しの下で。日々美味しくなっていくお酒のある生活は、とても素晴らしいものです。

まさにプライスレス。

コスパ(コストパフォーマンス/費用対効果)などという”ヤボ”なことは言いっこ無しです。

実際問題、スーパーでならプロが研究に研究を重ねて手塩にかけて作ったモノが手に入ります。直ぐに。安定した品質で。そして恐らくは安いでしょうから。

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