世界四大スピリッツで自家製梅酒を作ろう

世界四大スピリッツで自家製梅酒を作ろう

世界四大スピリッツで自家製梅酒を作ろう!

世界四大スピリッツとは

蒸留して作られるお酒をスピリッツ。その中で特に有名な「ジン」「ウォッカ」「テキーラ」「ラム」を世界四大スピリッツと呼びます。

世界中で愛されまくったスピリッツならば、梅酒にして美味しくない筈がありません。

普通のホワイトリカーで作った梅酒に飽きたら、世界四大スピリッツ梅酒を作ってみましょう。

なお、梅酒のベースにできるお酒は、酒税法の関係で「アルコール度数が20度以上」でなければなりませんが、基本的に度数が高いスピリッツ類ならば安心・安全です。

ジン

11世紀頃のイタリアの修道士が作る。大麦・ライ麦・ジャガイモが原料。

写真は「ボンベイ サファイア」。

ねずの実(ジュニパーベリー)と香草を贅沢に使ったプレミアムなジンです。

2年ほど経ったら下のようになりました。

※「色々なお酒で梅酒を仕込んでみる 2017」で作った梅酒の試飲です※無個性が鉄則を打ち破るボンベイ・サファイア梅酒世界四大スピリッツの一つ「ジン」。ねずの実(ジュニパーベリー)やら何やらで味付けされた風味が爽やかでファンの多いお酒です。合わない人はトコトンNGで、アンチの多いお酒でもありますけど ;そんなジン。一般的には手作り梅酒では『個性の強いお酒は駄目よ』とされるのですが、実際には「スピリタス梅酒」と並んで大人気だったりします。ちなみに、今回使った「ボンベイ・サファイア」は、数あるジンの中でも、より...

ウォッカ

東欧・北欧・中央で作られる。原料は小麦・大麦・ライ麦・ジャガイモなど。ちなみに語源はスラヴ語の「水」。

写真は「スピリタス」。

アルコール度数が96度。蒸留で届く最大度数の世界最強のお酒です。

2年ほど経ったら下のようになりました。

※「色々なお酒で梅酒を仕込んでみる 2017」で作った梅酒の試飲です※手作り業界で最強と呼び声高い梅酒一部で大人気のスピリタス梅酒。特徴は世界最強のお酒に由来する圧倒的な個性。その味は正しく暴君です。ただ、全部ひっくるめてとても魅力的な梅酒なので、なんだかんだで毎年漬けていたりします。2016年6月に仕込んでからほぼ2年が経って、そろそろ飲み頃ののはず。左:普通の梅酒 / 右:スピリタス梅酒最強のお酒の可愛いトコロ最強のお酒のチャーミングポイントはこちら!お酒の色が「緑色」っぽくなるスピリタスはウォッカの中で...

テキーラ

メキシコのお酒。竜舌蘭を原料に作られる。 伝統的なお酒「プルケ」をスペイン人が蒸留したらしい。

写真は「サウザ ブルー」。

2年ほど経ったら下のようになりました。

※「色々なお酒で梅酒を仕込んでみる 2017」で作った梅酒の試飲です※メキシコ料理「タコス」にあう梅酒を目指して世界四大スピリッツにしてメキシコの誇り。名酒「テキーラ」で梅酒を漬けています。アメリカ大陸の趣きを残していることを楽しみに。そんなテキーラ梅酒も、2016年6月に仕込んでからほぼ2年が経って、そろそろ飲み頃ののはず。左:普通の梅酒 / 右:テキーラ梅酒「普通の梅酒」に比べて褐色。流石です。飲んでみた感想香りは (ややアルコール感がありますが) 基本的には梅酒の良い匂い。見た目も、気になるところは特にはな...

ラム

西インド諸島原産(という説が有力)。ホワイトリカーと同じく廃糖蜜を原料とする。オーク樽で熟成するときに風味がつく。

写真は「キャプテン モルガン」。

2年ほど経ったら下のようになりました。

※「色々なお酒で梅酒を仕込んでみる 2017」で作った梅酒の試飲です※カリブの海賊的な荒々しい仕上がりになるかオーク樽で熟成させること以外は、減量も製法もホワイトリカーと同じラム酒。アルコール度数的にも失敗の心配は(ほぼ)無いので、出来上がりを安心して待っていました。そんなラム梅酒もほぼ2年が経って、そろそろ飲み頃のはず。左:普通の梅酒 / 右:ラム梅酒濃い琥珀色。とっても熟成しているように見えます。元々から色黒だったので、そこは誤解なのですが、ともあれ見た目は大切。飲んでみた感想香りは梅酒。ちょっと香ばし...

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